サクラ大戦




ジャンル:アドベンチャー&シミュレーション
評価   :★★★★★
プレイ時間:40時間以下
ゲーム紹介/レビュー

時は太正十二年の日本。帝国海軍の士官学校を首席で卒業した新任少尉である大神一郎は、財界の大物である花小路伯爵より、秘密部隊「帝国華撃団」隊長の任を受け、帝都東京は銀座の帝国華撃団本部へ出頭する。しかし、そこは少女劇団「帝国歌劇団」が舞台に立つことで有名な劇場「大帝国劇場」であった。

秘密部隊ではなく、軍が運営する秘密舞台の雑用係(モギリ等)として呼んだという劇場支配人米田一基の言葉に落胆する大神であったが、劇場に突然鳴り響く警報音と共に状況は一変する。米田の言葉は大神を試すためのウソであり、この劇場こそが間違いなく帝国華撃団の総本部、そして平時は舞台に立つ歌劇団の少女たちは、霊力を武器にして、帝都の平和を乱す魔に立ち向かう秘密部隊「帝国華撃団花組」の隊員だった。

大神は花組の隊長として、個性豊かな6人の隊員たちを、時には衝突しつつも一つの部隊としてまとめあげ、悪の組織「黒之巣会」へ立ち向かっていく。

熱血と萌えをうまく融合させたSS史上最高傑作のひとつ
ADVパートとシミュ戦闘パートに別れており、
一話完結型の全10話からなるストーリー

当時は画期的であった選択肢に時間を設けるシステムが実装されたため
ユーザーの気持ちをやきもきさせたものである

この作品の面白さはいわゆるスパロボ系の熱血ロボ物でありながら
緩めの戦闘とADVでの選択の広さであり、
今遊んでも非常にバランスのよい作品に仕上がっていると思われる

なによりミニゲームもそれだけでパッケージングできるクラスの
面白さがある

これ以降シリーズ化および、多数のハードに移植されており、
本編1〜5の他にダンジョン探索型などのスピンオフも出ている

SEGA信者の方は是非プレイして頂きたい一品である